【サマリー版】第3弾 秋田でできないことなんて何もない

株式会社トラパンツ 長谷川敦 社長

「会社を経営することは日本昔ばなしの桃太郎のように信頼できる仲間を集めることが大切だ。」と語る長谷川社長に秋田に対する強い思いを聞いた。

目標を見つけたのは小学生の時

石井 起業家になろうと思ったのは大学生の時ですか?

長谷川 小学生の時です。でも当時、会社というものを分かっていたわけではないです。でも起業家に憧れたきっかけは、自分の親父がペンキ屋の親方をしていたことです。大変そうでしたが、面白そうなことしているなと。当時そのような生き方をしたいという風に思っていました。そのために何をすべきかということをずっと考えていましたが、小学校高学年ぐらいの時、何でも一番になろうと思ったのです。勉強で1番、野球でもエースで4番キャプテン、そして女の子に1番モテる生徒会長。結果、全部達成しました。なぜスーパーマンのようなことができたかというと、1学年2クラスしかない学校だったので(笑)

何をするかより誰とするか

石井 長谷川社長が学生の頃、どのような会社をつくりたいまで考えていましたか?

長谷川 まったくです(笑)高校生の時は何をしたらいいかまでわからないわけです。なので考えるポイントを、何をやるかではなくて、誰とやるかに切り替えました。今、弊社には役員が6名いるのですが、1人は中学校の同級生、1人は高校の同級生、もう1人は大学の後輩、もう2人が新卒で入った会社の後輩です。ちゃんとした言い方で言えば、事業論よりも組織論の方を優先したということです。そして前の会社をそろそろ卒業して自分の会社を作ろうと考えていた時に、「よし、今だ!」と思い、みんなに電話しました。「会社作るから、今から会社を辞めて来い。」という話をしたら、みんな、「よっしゃー!やっと来たか!」という感じでトラパンツが始まりましたね。

創業メンバーの絆

石井 一般的に創業メンバーって仲違いしやすいですよね。でもトラパンツの場合は誰も抜けていないという事がすごいと思います。その絆が壊れなかった秘訣はありますか?

長谷川 一緒に苦労してきたという事が大きいです。三途の川を何回も一緒に越えているのです。そうなるとただの絆じゃない。漫画ワンピースでもそうでしょ?読んだことないですけど(笑)そういう経験を若いうちに何回もしていると、強い幹が出来る。強い幹が出来ると、強い組織が出来る。きっと、ソニーもホンダも、トヨタだって、創業当時はそうだったと思います。だから正しい道を歩んできたのかなとは思います。本当に死にそうでしたけど(笑)

秋田にこだわれ

石井 最後に長谷川社長からメッセージをいただきたいと思います。

長谷川 どんな分野においても秋田で考えてもらいたい。秋田でできないことなんて何もないのです。それを証明したいと思い仕事をしています。最近高校生と話して思うことが、みんなぼんやりと東京に進学する。そこに目的意識がない。でも例えば、「私は外務省に入りたい。外務省に入って、私が中国を対応している間は絶対に戦争をさせないんだ!」という目的があったとすれば、やはり東京に行くべきですよ。そうでなければ、秋田にいたって大丈夫です。むしろ秋田で勝負するなら秋田にずっといる人の方がいいに決まってます。

石井 秋田にこだわるということ。毎年約1万人のペースで人口減少が進む秋田県だからこそ非常に大切なキーワードだと思います。熱いメッセージありがとうございました。

 

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